区民ゴルフ大会_競技規則

品川区ゴルフ連盟主催「品川区民ゴルフ大会」競技規則(2019年改訂版) 

1. ゴルフ規則
2019年日本ゴルフ協会ゴルフ規則および品川区ゴルフ連盟の競技の条件・ローカルルールを適用する。 なお、この規則の適用にあたって一部に変更もしくは追加のある時は、競技委員からその旨スタート前に告知する。

2. 競技委員会の裁定
競技委員会は競技の条件及びルールを修正する権限を有し、すべての事柄について、この委員会の裁定は最終である。

3. 適合ドライバーヘッドリスト
プレーヤーが使用するドライバーはR&Aによって発行される最新の適合ドライバーヘッドリスト(モデルとロフトで識別される)上に掲載されているクラブヘッドを持つものであることを推奨する。ただし、都民大会などの代表選手候補は適合モデルを使用すること。

4. 使用球の規格 プレーヤーはR&A発行の最新の公認球リストに記載されているものを使う事を推奨する。ただし、都民大会などの代表選手候補は公認球を使用すること。

5. 電子機器(レーザー式距離測定器、コースナビゲーション)
プレーヤーは残りの距離やホールのレイアウトを確認する目的で、電子機器を使用することができる。これにより得た情報の交換はアドバイスとならない。また、これを使用、操作するためにプレーを不当に遅延させてはならない。
※水平測量機能、コンパス機能を使用する目的で機器をコース上へ置くこと、またはストロークの補助となるような使用は禁止とする。

6. スタート時間
スタート時間に遅れた場合、組合せを変更する場合がある。また、当日の最終組スタート時間に間に合わない場合は、競技失格となる場合がある。

7. 使用ティマーク
原則として男性はレギュラーティー、女性はレディースティーを使用すること。また、満75歳以上のプレイヤーはシルバーティ等コースで使用許可がおりる場合はそれらを使用する事が出来る。代表選手選考大会の場合はその都度使用ティーを設定する。

8. 不当の遅延
プレーヤーは前の組と1ホール以上間隔をあけることの無い様、キャディ付きの場合はキャディに従い、セルフプレーの場合はプレーヤー同士が協力し、プレーの進行に注意しなければならない。前の組と著しく間隔があいた場合、競技委員またはコースのマーシャルにより警告をする場合がある。

9. プレーの中断;プレーの再開
険悪な気象状況によりプレーの中断を委員会が決定した場合においては、プレーヤーはすぐにプレーを中断しなければならない。険悪な気象状況のためにプレーが中断となっている場合、競技委員会から許可があるまでは全ての練習場(指定練習パッティンググリーンを含む)をクローズとする。
サイレン設置のコースにおけるプレーの中断と再開の合図についてコースの案内による。
※サイレンの設置のないコースなど、開催コースにより中止、再開の合図は異なる事がある為、険悪な状況時にはコース、競技委員からの案内に注意すること。

10. 練習
競技者はプレーを終えたばかりのホールのグリーン上やその近くで練習ストロークをしてはならない。
ハーフターン待ち時間の「指定練習グリーン」におけるパッティング練習は認める。

11. 順位の決定方法
順位決定方法は、新ぺリア方式(カットなし、ハンデ上限なし)により決定する。 ただし、順位にタイが生じた場合は、グロススコアが少ない方、それも同じ場合は別途競技委員により決定する。
※大会によって上記を適用としない場合、別途規定を設けるものとする。
※大会表彰式に参加できない場合、優勝者は2位へ繰り下げとなる。

12. 競技終了
全ラウンドを終了し、各組のスコアカードが提出され、競技委員会が確認し、承認公表した時点で競技終了とする。

【大会不成立時の順位決定について】
日没、または荒天の為、全組がホールアウトできず、なおかつ全組が9ホール以上消化した場合は、前半 ハーフのスコアカードを提出し、規定に沿って順位を決定する。


■その他■
①グリーン上において、同伴競技者が認めた場合は、「1グリップOK」とすることができる。
※「1グリップ」とは、原則約30センチ以内とする。

②ボールが見つからない時、万が一暫定球を打っていなかった場合は、ボールがあると思われた適当なところにドロップし、2打追加しプレーすることができる。
(1打目が見つからない場合は、次のプレーは4打目からとなる。)
※前進ティーがある場合はコースのローカルルールによる。

③グリーンの旗竿は立てたままプレーすることを推奨する。

④その他、コースのローカルルールに従う事。


■ローカル・ルール■

1. アウトオブバウンズ
アウトオブバウンズの境界は白杭または白線をもって標示する。また開催コースが定める境界を適用するものとする。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその境界を示す。

2. ペナルティエリア(旧ウォーターハザード及びラテラル・ウォーターハザード)
ペナルティエリアの限界は黄杭または赤杭、黄線または赤線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその限界を示す。

3. 異常なグランド状態
a. 修理地の限界は青杭または白線をもって標示する。
b. ケーブルを埋めた跡の蓋を成している芝などの自然物。

4. ジェネラルエリア(旧スルーザグリーン)において、新しい芝の継ぎ目(目地)に球があるか、それに触れている場合、または意図する
スイングの区域の妨げになる場合は、規則25-1b による救済を受けることができる。

5. 地面にくい込んでいる球
救済できる区域をジェネラルエリア(旧スルーザグリーン)とする。

6. 動かせない障害物
a. 排水溝は動かせない障害物とする。
b. 人工の表面を持つ道路・通路に接した排水溝は、その道路の一部とする。
c. 動かせない障害物から続く白線で囲まれた区域は、その障害物の一部とみなし、修理地ではない。

7. コースと不可分の部分の構築物
a. 木または既設の物に密着させたり、巻きつけてあるワイヤーやケーブルなど。
b. ペナルティエリア内にある人工の壁およびパイリング(枕木や石垣を含む)など。

8. 既設の高架送電線
球が既設の高架高圧送電線に当たった場合は、そのストロークを取り消し、罰なしに再プレーしなければならない。その球がすぐには取り戻せない場合には、別の球に取り替えることができる。
例外:地面から立ち上がった動力ケーブルの接続部分に球があたった場合は、再プレーをしてはならない。

9. 臨時の動かせない障害物
臨時の動かせない障害物から続く白線で囲まれた区域はその障害物の一部とする。また、臨時の動かせない障害物と臨時の動かせない障害物が線で結ばれているときは1 つの障害物とする。

10. 目的外のグリーン(予備グリーン)の扱い
クローズド(closed)の標示のある予備グリーン(カラーも含む)または目的外のグリーン(カラーを含む)はプレー禁止の修理地(スルーザグリーン)とし、その上に球がある場合やスタンスがかかる場合、プレーヤーはゴルフ規則25-1b(i)を適用しなければならない。

11. 樹木を保護する巻物施設は樹木の一部とみなす
ただし、球が巻物施設にはさまった場合は罰なしに球を取り出し(取り戻せない時は別の球で)球がはさまって止まった真下の地点から1 クラブレングス以内で、かつホールに近づかない箇所にドロップすることができる。

12. 電磁誘導カート用の軌道は全幅をもって人工の表面を持つ道路とする

13. ドロップについて
球がジェネラルエリア(旧スルーザグリーン)にあるときは、プレーヤーは罰なしにその球を拾い上げて、(a)救済のニヤレストポイントから1 クラブレングス以内で、(b)救済のニヤレストポイントよりもホールに近づかない所(救済エリア)にその
球を膝の高さからドロップしなければならない。
救済のニヤレストポイントはハザード内やパッティンググリーン上であってはならない。救済のニヤレストポイントから1 クラブレングスの範囲内に球をドロップする際、球は異常なグラウンド状態による障害が避けられ、しかもハザード内でもパッティンググリーン上でもないコース上に直接落ちなければならない。
※ドロップした球は、救済エリアに落ち、かつそのエリアに止まらなければ再ドロップとなる。(ドロップすべてに適用)
※バンカー外へのアンプレアブルやペナルティエリア(旧ウォーターハザード及びラテラルウォーターハザード)からの処置で、後方線上にドロップする場合、ポイントを決めたところからホールに近づかない1 クラブレングス以内が救済エリアとなる。

以上